田端宏, 桑原真人, 船津功, 関口明『北海道の歴史』

先史から2000年にいたる北海道の通史。意外に私はこれまで北海道の通史を読んでいない。おそらく現状で読めるもっとも良い通史であろう。私は考古学的成果には基本的に興味を持てないので、やはり安東氏以降と近代が面白かった。ただあまり厚い通史ではないので、個々の問題についての掘り下げは不足の感がある。近代については『北海道の百年』が参考になろうが、それ以前となるとどうであろうか?

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