ここのところ,どうにもこうにも信じがたいありえないもの,おこない,ひとをいろいろと見てきた.ところが,この「信じがたい」「ありえない」という感覚は,むしろ私の錯覚らしいということがわかってきた.
この世の中,当たり前のことが当たり前に行われていく場所というのは意外に少ない.身のまわりには「ありえない」ことが山盛りである.気をつけて生きていかねば,いつ何時,どういう目にあるかわからない.そのうえ常識的にはありえないことだと思っているから,気をつけていてもどんな目に遭うかはわからない.
恐ろしい世の中になったものである.