ゼミの発表で
- John P. Burns, `The People’s Republic of China at 50:National Political Reform,` The China Quarterly, 159-1, pp. 580-594,1999.
を読んだ。ここまで長文の英語というのはいままで読んだことがなかった。なにしろ英語が出来ないわけで、OCRで読んで機械翻訳しようと思ったもののできず、強引に辞書を引いて済ませた。なかなか論点のすっきりした資料に基づいた論文で読後感は爽快であった。しかしである。とりあえずこういうのは辞書無しで読みたい。あと英文などで困るのは中国人の名前がすべてアルファベットになってしまうことである。四声が書いてあればまだしも、それがないので姓名の確定に非常に苦労した。
ご心配いただいた風邪だが微妙に回復中である。鼻の奥の方に挟まった感じが残るのがつらいところではある。
四限は「東洋史概説III」の試験。一秒も勉強していなかったが、持ち込み可ということで30冊ほどもちこんだ。ところがあまりにも一般的な問題「イスラーム世界の特徴は多様性と統一性である。具体例を引いて述べよ」というもので、適当に書いたのだが、あと一週間と資料があれば論文になっている気がする。