今日も9時30分の開店と同時にクラナッハに行った。第一週は水曜日も休みなので、二日ぶり。いつもはカウンターの右から三番目に座る。ところが今日はどういうわけか先客がいて指定席をゲットできず、テーブル席に。ゆったりするのもよいか、と思ったのだが、これが大誤算。両脇におばさんの集団が座を占めたため、ステレオ状態でそのおしゃべりの大音響をこうむることになってしまった。あれをかしましいというのだろうか。とにかく塾生新聞会の後輩など比べ物にならないほど甲高くうるさかった。おかげで朝からかなりの疲労。4-6月期の実質GDPが前期比0.8%減と聞いても、まぁ当初の予想の範囲内だし前々日の報道された内閣府高官の予想より上回ってるし、この人たちのパワーがあれば、と安易な気分になる。
私は生まれたときから東京圏で生活してきたので、「騒音」はほとんど気にならないはずである。中島義道『うるさい日本のわたし』[bk1]などがあるが、あそこで言われている駅名連呼や車内案内などはまったくうるさいとは思わない。ヨーロッパの教会の鐘だの、イスラーム世界のアザーンだのの方がよっぽどうるさそうな気がする。そして、である。むしろ人の肉声と言うのは、機械の声より寄り集まったときにはよっぽどうるさいものだ、と感じた。
北海道旅行の概ねのところも決まり、振込みを済ませる。口座は、東京三菱、三和、三井住友、第一勧銀と分散していたのを最近ジャパンネットバンクに移した。いつでも振込みができるのはなんと便利なことか。ときに「ジャパネット」と言い間違えるのはご愛嬌。ジャパネットたかたとは関係ないだろう。
来週火曜日から湯川ゼミの合宿である。現在私が抱えている課題には「コーラン」のコンコーダンスからアドル(公正)に関わる部分をリストアップし、自分なりに解釈するというのと、アーヤトッラー・ルーホッラー・ムーサビー・ホメイニーがその「ヴェラーヤテ・ファギーフ(法学者による統治)」で、アドル(公正)をどのように援用したかということ、さらにアリー・シャリーアティーも同様にどのように解釈したかというものがある。これらのうちどれを発表ネタに選ぶか非常に悩ましい。とりあえずどれも作りかけのレジュメはあるのだが……。後者二つはペルシア語であるし、日本語も出ている。前者は英語とアラビア語なので、私にとっては後者の方が圧倒的に扱いやすいのだが、研究のパースペクティヴを固めると言う意味では前者であろう。あるいはつなぎとして、ジョン・エスポズィト『イスラームと民主主義』[bk1]やメルニーシーの『イスラームと民主主義』[bk1]でも扱ってお茶を濁すか……。けったいである。図書館が休み中は18時までしかやっていないので、時間が制約されてよろしくない。もちっとなんとかならないだろうか。手元に辞書がないと話しにならないので暇つぶしに高橋和夫『燃えあがる海』[bk1]を再読。
あちらこちらの掲示板を普通にブックマークから飛んでいくのが面倒くさいので、一括巡回ソフトを導入してみた。INCMという。これが実によくできていて、そのあたりに転がっている掲示板CGIなら、派手に改造していない限りほとんどそのまま使える。便利なのでご試用あるべし。本サイトは派手に改造した部類なので、とりあえずソフトの読み込みだけには対応したが、書き込みはできない。
このサイトをNetscape 6.1でみると、透過されるはずのPNGが透過されていない。驚いて他の透過png実験サイトをみてみると、やっぱり透過されていない。αチャンネルなどはきちんと透過しているしフルカラーpngもきちんと透過している。にもかかわらず256色pngは透過していない。これは私の見間違いだろか? 誰か教えてほしい。これではInternet Explorer6と正反対ではないか。なんとかならないのか?
しばらく日記をさぼってみた。別に書くこともない毎日であるとおもったからである。ところが、書き始めてみると書くことなどいくらでもあるようで、実に困る。
題をつけ間違ったかな……