ひたすら猫と遊び続け午後遅くにようやく外に出る気になる。今日はひさしぶりのコンサートだ。のこのこと遅刻していって見ると、後ろの席には中学校の先輩、エントランスでゼミの指導教授に会う。こういう場であうと話も自然と音楽に向くわけで、学校で会うのとは違った楽しみがある。とりあえずの議題は「新世界」は眠くなるか?であった(笑)。私の感覚では今日のはあまり眠くならない感心する演奏だった。もっとも感動という感じではない。裏メロ好みの指揮者というのはいるもので新世界の新たな面を教えてくれたが、音楽的にはどんなものなのだろうか?
だらだらと読み続けていた新書を読み終わる。ここのところ本を読む気分にならず、のそのそとやたら気乗りせずに読んでいたのだが、終演後に喫茶店で読んでいると不思議なほどすらすら進む。思っていたより圧倒的におもしろかった。これはやはり、本を読むときは気分を選ぶということだろう。
当然帰ってきても相変わらず猫はいた。