朝、張り切って起きて朝食を作った。今日も晴れ。とりあえず洗濯機を動かしてからクラナッハへ行った。いつもどおりのコスタリカに、万事が都合良く行きそうな予感だったのだが、新聞休刊日であることを忘れていたあたりから何かが狂いだしていた。
今日は、床屋へ行って、さっぱりして三田へ出て勉強し、蕎麦を食い、浅草のほおずき市まで出向いて、句会に出るはずだった。
一度家へ戻って、洗濯物を干し、洗い物をすませ、意気揚々と床屋へ向かう。すべてがここに始まるはずだった。にもかかわらず、今日明日と休みだそうで、打ちのめされる。家へ帰って、その後の行動はほとんど意識に残っていない。
気づけば午後11時。蒟蒻に土佐醤油をつけてさかなにし、酒を飲み出す。手に負えない。
内心、明日こそはとおもっている。