米国同時多発テロについて

昨日夜に見た惨事がさらに恐ろしいことになっている。なんとビルが倒壊。国防総省が攻撃される。さらに1機が墜落。4機も同時にハイジャックされるとはなんというセキュリティの甘さか。それよりもっと甘い日本にいると思うとぞっとする。

ところで映画などでハイジャックして、飛行機もろともどっかに突っ込む、という設定のものはあっただろうか? 人質を使わないハイジャックがこれほど恐ろしいとは。とりあえずは情緒的に怖がってみる。

もう一つの恐ろしさは、この事件が、テロによってここまでできる、ということを示してしまったことだろう。数千人規模というのはあの阪神大震災並みである。戦争によってではなく、テロによってここまでできるのである。抑止は相当に難しいに違いない。アメリカが犯人に容赦しないし、諸国がこぞってアメリカを支持する理由もここにある

イスラームとの関わりはいまのところよくわからない。実際にイスラーム過激派による犯行であったとしてもアメリカ国民には、アラブ系住民や、単なるムスリムに対して偏見をもたずにいることを望むが、果たしてどこまで可能だろうか? 一方のアメリカの民主主義も試されている

ところでパウエル国務長官の顔、めちゃくちゃ怒ってて怖かった。眉毛が45度くらい。


コメント

“米国同時多発テロについて” への1件のコメント

  1. […] 第1回につづいてのメモである。どうも今週中にアフガニスタン攻撃があるという噂が飛び交っているが、その利益はいったいどこにあるのか?という議論をする。もちろん心理面や、理 […]

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