秋らしさ増す今日

イスラーム史料の電子化で述べたが、古典文学の世界ではすでにXML化が進展しているようである。XML化の意味については次のサイトがわかりやすい(なぜか高市皇子が讃良皇女にXMLを説明しているのがおもしろい)。たのしいXML: 古典文学とXML

昨日一気にアリーmy LOVE3を見た。なんだかかなりしんみりとした話が多い。どっぷりひたってしまった感じである。O・ヘンリの短編のほのかな悲しさとかそういう感じである。政治の話などばかりしていると、どうにも競争社会の側面ばかりをイメージしやすくなってしまって、素直な情の深さのようなものもまたアメリカにはあるということを忘れやすくなったようである。クリスマスの夜にひとり街をあるく、というさみしさの極致のようなシチュエーションが一層ひきたつ舞台はアメリカ北東部であろう。

関係あるのかないのかわからないけれど、11月ころは毎年のように気分がしんみりとしてくる。夕空の下をとことことあるいていると猛烈にノスタルジックな感じになり、夜になるとさみしくてわびしくて切ない気分になる。

どうも季節で気分が変わってくる性分のようで仕方がない。巣鴨の大鳥神社の酉の市のポスターが出ていた。今年もまたそんな季節である。そしてまた、音楽にかんする感受性が高まるのもこの季節なのである。

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