イラン地震続報

イラン・イスラーム共和国内務省はガズウィーン地震に対するアメリカ政府の援助申し出を拒否した。アメリカ籍のNGOによる人道援助は歓迎するとしている。あいかわらず両国関係はこのあたりが落としどころのようだ。もっともアメリカ国務省が受入の可能性を信じて申出を行ったとすれば話は別だが。

なお、テヘランタイムズや、アル=アハラムによると、イラン内務省の対応に地方政府および民衆からの不満が高まっているようだ。知事は政府の肝いりとはいえ、地方自治がはじまったばかりのイランでは対応を誤るとやっかいなことになる可能性もある。

千代田区の路上喫煙禁止

昨日、千代田区議会において、路上喫煙を防止する条例案が可決された。指定地域において路上喫煙は禁止され、再三の警告に従わないなど悪質な場合には罰金が科されるというものである。私のフィールドでは、神保町がこの地域に引っかかる(靖国通り)。

私は喫煙者として、法および可能な限り公共のマナーに従うべきであると考えているし、ポイ捨ては特に許し難い行為であるので、本条例には賛成の立場をとる。喫煙できる場所を制限することで、可能な限り公共の福利を擁護しつつ、少数者である喫煙者の権利が守られることにつながると考える。

イラン地震について

複数のメディアが報ずるとおり、イラン北西部ガズウィーンを中心に大規模な地震があり、数千人の犠牲者が出ている模様だ。Tehran Timesによると、もっとも被害が大きいのはテヘランから西に400kmほどのガズウィーン州。

イランの地理は、おおむねハンバーガー状であると言える。土漠高原から構成される中央部を、カスピ海岸の北部、ペルシア湾岸の南部が包み込む形と なっている。もとより、中央部は水に乏しく、地味も痩せ、人口が少ない。したがって、人口稠密な地域は挟み込むパンの部分(北側にはテヘラン・タブリー ズ・マシュハド、南側にはアバーダーン、ホッラム=シャフル、バンダレ=アッバースなどの都市を擁する)である。特に北東のホラーサーンとならんで、北西 のアーザルバーイージャン(いわゆる南アゼルバイジャン=イラン領アゼルバイジャン)は、水が得やすく緑豊かで、地方として見る限りもっとも人口の集中し ている地域である。今回地震の中心となっているガズウィーンはそのすぐ南東にあたる。

イランにおいて地震の多発する地域は、カスピ海岸、特に北西と北東である。したがって、イランにおいては農業生産の高い地域と地震の多発する地域は ほぼ重なっていると言える。このことは必然的に地震の被害を大きくしてきた。アーザルバーイージャンの中心、タブリーズはイル・ハーン朝(モンゴル帝国フ レグ=ウルス)以来、多くの王朝が都し、あるいは重要な機能をになってきた都市である。にもかかわらず、19世紀以前と思われるような古い建物は皆無に等 しいと言われる。それはひとえにこの地域に非常に多い地震と洪水のせいである。

イランの農村は、パフレヴィー朝末期の農地改革と、イスラーム政権による政策によって、農地の集積がほぼ解消しており、中小自営農民による経営が一 般的である。その結果、今回のような天災に遭遇した場合、地主による復旧やワクフによる互助復興も望めなくなっている。したがって復旧を担当できるのは地 方政府、中央政府のみである。1994年のホラーサーン地震では、内務省主導できわめて効率的な救援・復興が行われたが、財政的負担もまた大きかった。こ の地方の建築では、伝統的にあえて軽い日干し煉瓦を用いている。これは壊れることを前提とした発想である。崩れたらまた積み上げればよろしいということで ある。しかし人的被害や、農地の破壊は、また積み上げるというわけにはいかないのである。

過去の統計からいって、ほぼ5から10年に一度は大規模な地震に襲われることがわかっている(ここ10年は2年に一度)。にもかかわらずイランの災 害保険の整備は、非常に遅れいている。これはイスラームの予定説的発想を単純に解釈してしまったからである。確かに保険という制度は、神の為した天災に対 する「抵抗」に見える。しかしその天災から生き残った人々を援助することも、イスラーム法上定められた義務である。保険に対する解釈はこの二つの間を揺れ 動いている。イランはシーア派であるためエジュティハード(イスラーム法解釈)が認められている。近代保険制度に対するイスラーム政治思想的裏付けが緊急 に求められている現在、エジュティハードの積極的活用が必要であろう。これはひいては現代政治思想のイスラームへの連結にもなる(あるいはこれこそが危険 性とみなされるかもしれないが)。

Bug 126725 – Personal Toolbar appears when exiting Print Preview

以前指摘したバグだが、Bug 126725 – Personal Toolbar appears when exiting Print Preview。print previewを表示すると、そのあと表示設定で非表示にしていてもpersonal toolbarが必ず出現するというもの。おもったより早くfixされた。

bugzillaをまだきちんと検索していないのだが、最近のNightlyではInternational Herald Tribuneの記事を見ようとすると落ちまくる。明らかにDOM関連なのだが……。

また関連して、Mozilla1.0以降、これらのサイトをオンラインで見て、それを表示したままサスペンドし、しかるのちにオフライン状態で復帰した場合、MozillaのCPU使用率が100%になる。この現象はなんなのだろうか……。あるいは自分の無線LAN関連の環境問題かもしれない。

Sidebar tab for National Geographic on Mozilla続報

前回の件につきNational Geographicから返答のメールをもらった(12日)。

We are not currently testing the site with Netscape 6, but will certainly review the rendering of http://www.nationalgeographic.com/pod.html once it is within our standards.

以上のような返答を得た。21日現在でまだ訂正されていないようだが、前向きな内容が非常にうれしい。

Sidebar tab for National Geographic on Mozilla

ナショナル・ジオグラフィックのサイドバーを導入しているのだが、きちんと表示されない。あるべきはずのイメージが存在しないため代替テキストが表示されてしまう。URIはhttp://www.nationalgeographic.com/pod.htmlである。これは不手際なので文句のメールをとりあえず送っておいた。私の英文が解釈されて、訂正されることを祈る。

関係ないがこのPhoto of the Dayはおもしろいので毎日のぞく価値あり。サイドバーはhttp://channel.netscape.com/sidebar/sbd/s09subcat1.tmpl?cp=msdiparts#arts からインストールすることができる。またPhoto of the DayのURIはhttp://lava.nationalgeographic.com/cgi-bin/pod/PhotoOfTheDay.cgiである。

Mozilla 1.0 was released

Mozilla 1.0がreleaseされた。based on 1.0 tree Netscape 7が登場すれば、おそらくIEにしか対応していないさまざまなWebサイトがMozillaにも対応するW3C標準準拠のページを用意するであろう。詳細はmozilla.orgあるいはもじら組を参照。またもじら組にある日本語化パックとpiroさんのContextmenu Extensionsは導入の価値がある。

オンラインソフト

オンラインソフト

五月中に私の愛用するオンラインソフトウェアのうち、もう二度と更新はないのではないかと思っていたものが二つほど更新された。実にうれしい。ついでMozillaも数日中に1.0が出そうな雰囲気。

NCW

和歌隆志さんによる「隠れるクイックディスクアクセスツールバー」である(Takashi Waka’s WebPage)。2001年8月に最後のβ版が出てから何もなかったが、一週間ほど前にのぞいてみたら、なんとメジャーバージョンアップされた2.00RC3が出ていた。

このソフトウェアは、いわゆる「ランチャ」であるが、隠れるところがミソである。私はデスクトップにアイコンをべたべた置くのが 嫌いであるが、同時に[スタート]からやたらと深い階層をたどるのも嫌いである。このソフトウェアを導入すると、画面の端っこにマウスカーソルを持ってい けば、登録しておいたプログラムやフォルダのアイコンがどばっと出て、任意のものをクリックすればよいわけで、非常に便利。フォルダのアイコンもカスタマ イズして変えてやればもっと便利になる。

ただのデスクトップ

画面下端にマウスをよせるとランチャが現れる

前版では、Windows2000起動直後では、設定によっては、タスクバーの下に隠れて出現するのを阻止できなかったが、今版では最初から上に出現する。正式版の公開を待ちたい。

Ziro

多言語を扱う人には必須のUnicodeエディタ(My Software Library)。 これも前年五月から音沙汰が無かったが、更新が再開されたようである。Unicodeが扱えるエディタは多いが、完全にUnicodeで書かれたエディタ はなかなかないし、またテキストエディタは軽快な動作がウリであるため、プロポーショナルフォントが表示できないものが多い。結果として、アラビア文字な どは表示できないので不便である。

Ziroはかなり軽快に動作するが、プロポーショナルフォントを扱うことができるし、右から左に書くアラビア文字と左から右に書く日本語を混在させ ても問題なく表示できる。タグの強調やオートインデントなどテキストエディタとしてとりあえず期待される機能はついているので多言語混在文書を書く人には 必須のアイテムであろう。

ただしWebで標準的なUTF-8Nでは保存できない。一度UTF-8で保存し、それをxyzzyなりで読み込んでからUTF-8Nで保存する必要がある。

三田キャンパス無線LAN実証試験-概略

ずいぶん以前に三田キャンパスに無線LANが導入されたことを報告した(【第311回】 三田キャンパス無線LAN(2001年10月23日)-知照雑記-Eskandariya)が、ここ一ヶ月あちらこちらで使ってみたのでその動作報告である。

使用方法

使用方法は無線LANの利用についてに掲載されているが概略を書く。

  • 図書館の一部を除く全キャンパスの屋内で使用できる。
  • 無線LAN部分はESS IDによるグループ化でリンクを確立する。
  • 実際のアクセスはSSHによって塾内LANにログインする必要がある。
  • 80port以外で立ち上がっている外部のWeb閲覧はProxyを通す必要がある

このうちSSHによるログイン(要はSSHトンネルを経由するということ)が、普通の「三田」の学生ユーザには難しいのではないかと思う。TeraTermはWindowsマシンからちょっとだけ用事があってリモートログインする必要がある人は誰だって持っているものであるが、そもそも普通の学生はUNIXなんて見たこともなければさわったこともないのである(明示的には)。Tera Term + TTSSHによる接続方法(日吉ITC)をよく読んでセットアップするのが無難。

使用場所

図書館で一般学生が無線LANを使用できるのは、地下1階南側10席、3階北、およびグループ学習室である。ただし地下の場合、まともに使えるのは中央のB1004とB1005だけだと思った方がよい。そのほかではぶちぶち切断される。中央吹き抜けの階段のすぐ脇にアクセスポイントが設置されていて、本棚で電波が遮られるためであろう。また、この場所は地下書庫の中でもっとも出入り口に地階個人閲覧席であるため授業時間中はほぼ満席である。あーあとおもってあきらめて三階に行くのが吉である。

地上部ではほぼまともに使えるし、他校舎では西校舎が若干電波が悪いことが多いのを除けば、おおむね良好なパフォーマンスが得られる。ただし、カフェテリアおよび生協食堂では私の試した限りほとんど役立たずである。だいたい電源もない。屋外では第一校舎前のテラスのようなところで電波が入る。しかしリンク効率は五十%以下しか出ない。さらにあのあたりはこれからの時期、信じられないくらい多くの蚊が発生するので、あそこでの使用はやめたほうがよい。

まだ全部の場所で試したわけではないので、はっきりしたことは言えないが、図書館、南、西、大学院で試したところ、場所によってかなりのパフォーマンスの違いがある。電波特性を考慮した上で使用前にアクセスポイントの場所を確認するのがポイントであろうと思われる。もちろん使用箇所からアクセスポイントが視認できる場所がもっとも良好なパフォーマンスを示す。

特にこともなく

  • 大人気の「マイナスイオン」、実は有害? (ZAKZAK)- 一応オゾンまで考慮に入れて、ものを買ったのでそれなりには問題ないはず。
  • W32.Elkern is a dangerous virus that can infect on Win98/Me/2000/XP.

    Mcafee give you the W32.Elkern removal tools

    For more information,please visit http://www.Mcafee.com

というウィルスが来ていた。

特にこともなく

E231系

はじめて山手線のE231系に乗った。幅広車はすでに総武中央緩行線で実証済みだが、それ以上に新しい点がいくつもあった。

まず6扉車のクッションがかなり柔らかくなっている。走行も安いが軽やかな感じ。また車内の到着案内版が液晶ディスプレイとなっており、現在地とこ の先の駅の到着までの時間、駅停車時には乗り換え案内まで出ていて、一見して親切である。電光掲示板のスクロールより圧倒的に見やすい。

車内放送がついに自動放送になった。音質・音量共にかなり聞きやすい。英語もくせのない英語。ただし駅名や乗り換え路線名の発音が英語的で気持ち悪い。東急のように日本語の固有名詞は日本語で発音すべきである。

Suica

はじめてといえばSuicaを初めて使った。ちょうどイオカードが切れていたため。どこでもそうだが、運賃というのは距離に応じての課金となるので、十円単位となる。そうするとこれまでのカードでは最後には数十円だけ残ってそれがやたらと不便だった。そこが解消するのがよい感じである。

願わくばとっととパスネット系と統一してICカード化してもらいたいものだが、民鉄各社はパスネット対応自動改札機の導入だけでもかなり四苦八苦し ていたので、なかなか難しいかもしれない。しかし「スルっとKANSAI」もICカード化するらしいので、そのうち実現はするだろう。問題は、それがJREと共通のものとなるかだ。

関連リンク

その他

おうちお掃除つづき

環境整備がさらに転じてかなりの大掃除となっている。マジックリンの類を五種類ほど買ってきてあちこちスプレーしまくり。シンク周りも含め、ほぼ台 所は終了したが、風呂はなかなかしつこい汚れも多く、困難を極めている。本日中にも第四次お風呂清掃作戦が発動される。また台所が終わっても食器の渋など もハイターで落とす必要がある。

キムラヤに錆消しゴムというのがあったので、ついつい買ってみたが、原理的には砥石を柔らかくして、小さくしたもの。当然出っ張ってる錆はOKだ が、へっこんでるのはだめ。それからかなり傷が付くので注意が必要である。それからハイテクタワシ。これはしつこい汚れにはあまり威力がない。風呂の普段 の汚れなどをおとすのに向いていよう。

いまだ全く手をつけていないことに壁紙のヤニ落としがある。ちょいとやっただけでかなり色が付いているので、強力であることが想定される。専用の薬剤が必要であろう。

最近のMozilla

Bug 138496 – Back out linktoolbar (site nav bar) from 1.0 branch 🙁

1.0 BranchからNavigation Tool Barが消滅した。HTMLのlink要素(あるHTML文書と他のHTML文書の結びつきなどを定義する。たとえば第一章と第二章など)を読みとって表示するものだったが、バグが多すぎてMozilla 1.0までにすべてのfixは無理と考えられたらしい。私は非常に残念だがNightlyには実装されたままなので、それを使う。

Bug 55358 – Ordering of My Sidebar tabs not correct in first browser window

Sidebarのタブの順序が、何回カスタマイズしても入れ替わってしまうというもの。ずいぶん以前からあるbugで、私もAsahi.com, Weather Eye, Cnn.com, …と並んでいないと気持ち悪い口なので悩まされていた。相変わらず何の進展もない。ただユーザー側での自力解決は可能だ。なぜかというと不規則に並び変わってしまうわけではなく、プロファイルのあるディレクトリ(たとえばWindows 2000ならたぶんC:\Documtns and Settings\(username)\Application Data\Mozilla\profiles\(...)\にある)のpanels.rdfでの出現順序に従って並び替えられてしまうので、panels.rdfを編集してやればよい。とりあえずこれで解決するが、ずいぶん前からカスタマイズするUIがあるのに、機能しないというのは著しく馬鹿にした話ではある。

Bug 134111 – Mozilla crashes ("Unexpectedly Quit") when attempting to download any file

何の役に立つのかさっぱりわからないDownload Managerが実装されたが、動きが非常に不安定で、何かをダウンロードしようとすると勝手にDownload Managerが起動してクラッシュすることがある(【第354回】 最近のMozilla覚書(2002年05月03日)で言及済み)。これを回避するためにはprefs.jsに以下のように加えてDownload Managerの動きを抑制する。

user_pref("browser.downloadmanager.behavior", 1);

Bug

最近のNightlyで、Manage BookmarksからBookmarkを編集しようとすると、BookmarksとBookmarks Folders、Horizontal Lineが変な順番で出現していたのがいつのまにかfixされた。

Bug

HTML3.1のように<a name="foo"><a href="foo">で文書内リンクを設定していると変な場所に飛ぶというBugが時々思い出したかのようにreopenされる。いったいなんなんだろう。

Bug 133250 – &quot;Transferring data from…&quot; remains on status bar.

Transferring data from…がデータの転送が終わってもステータスバーに表示されるというもの。別に実害はないが、気持ちが悪くて待ってしまう。

なにかここにきて、かえってクリティカルなものが増えている気もするが、しかたないのかな。

英語を読む日々

よく考えたら、最近は日本語より英語ばかり読んでいる気がする。CNNとIHTはいくつか記事をピックアップして読むし、日本のものもDaily Yomiuriと讀賣のサイトを見比べる。Mozillaについては本家のBugzillaを参照せねば話しが始まらないし、ニュース系の MozillaZineなども英語。もっとも新聞はきわめてはっきりした英語だし、Bugzilaの英語はコメントしている人間によるが、かなりブロークン。としたらちゃんとした英語は、以前に届いていたIslamic Area Studies Working Paper Seriesくらいか。しかし一昨日の異常な暑さが転じて、今日は異常に寒い。体調がおかしくなりそうである。

おうちリニューアル続き

物欲が転じて家の環境整備と化している。

空気清浄機ゲット。シャープのプラズマクラスターイオン搭載 空気清浄機 FU-M21CXである。まだまだ使い始めなので、レヴューを書くほどは使い込んでいない。そのうち書く。とりあえず念願がかなったので、ご満悦。

この機械にもリモコンがついていて、現在リモコンは照明、アンプ、MDデッキ、エアコン、空気清浄機と五つに達した。それからやたらと着脱するヘッ ドホンとか、そのミニプラグ=ミニジャック変換端子とか、外出する際にははずしてゆく無線LANのPCカードとか、妙に小物が多くなってきた。これが全部 散乱していると実に汚いので、リモコンはリモコン入れ、小物は小物入れにまとめるべきであろう。これが一つ目に必要。

それからパスタ入れみたいなもんにシリアルをつっこむ。バルク品を買ってきているので、紙袋に入れたままにしておくわけにも行かないから、なんらか の入れ物が必要。ついでに小さな透明なパスタ入れを買ってきて、すでにパスタ入れはあるので、新たにそばとうどんの乾麺をつっこんで並べるとスパイスを並 べるのと同じ感覚できれいに見えるかもしれない。

さて。すでに机購入より大掃除モードに入っているが、いよいよ壁掃除に突入。ヤニが付着して変色しかかっているので、専用の薬剤が必要である。その他アルミを磨いたり、風呂の壁面の撥水を強化したりとやることに事欠かない。家掃除用の洗剤がおそらくはいくつか必要である。

Jacques Chirac est réélu président de la République – Le Monde Interactif

Jacques Chirac est réélu président de la République – Le Monde Interactif

さもありなん。ル=ペンも20%届かなかったというし。一応今回については、極右の急激な伸長というより、中道左派の退勢と分裂に問題ありというこ とで結論。ここのところの一連の南欧およびデンマークでの左派の敗退から考えて、今後予定されるドイツの総選挙への影響は必至。しかし欧州議会はあいかわ らず中道左派が押さえているのでEUの基本はしばらくは変わらないかと思われ。結局ブレアにはじまり、ブレアに終わるか……。

共産党がシラクを支持するという珍しい構図は、ネパールで王国政府を共産党が運営するという事態以来。

物欲その後

物欲その後、というにはまだ時間がたっていないが、とりあえず今日の進捗状況。

デスクライトと傘→解決

テスクライトをNOCEのとなりのregaloで買ってきた。アルミの無骨なデザインは、かえってすっきりとしていてパイン材のデスクによく似合う。ご満悦である。ついでにポストカードをディスプレイする小道具や、傘も買った。傘は持ち手の木が古くさい感じでこれもなかなか。昨年冬より延々懸案であった傘の購入がようやく行われたというわけ。物欲などと書いているといつでも勝っていそうなものであるが、このような時でないと、なかなか買ってこないのだから、物欲モードに入ったときが勝負なのである。

配線→明日執行

デスクライトを買ったのでいよいよ配線関連を本格的に考えなければいけない。ずるずるとコードを引っ張っている状況は早急に解決せねばならない。ケーブル関連の道具はたとえばサンワサプライなどからさまざまなものが出ているので、どのようにデスクの表面まで持ってくるかと、どのように隠すのかも考えて明日中に解決の予定。ケーブルを麻布でくるんで縫ってしまって隠すというというのも一案かもしれない。

生活雑貨・水回り→追加

夕方、有楽町の無印にいって必要な生活雑貨を買い足した。洗面所やお風呂のいろいろな道具もちょっと汚くなったので、明日西友にでも行って、Martha Stuartのものでも買おうかと考えている。

スキャナ→保留気味に却下

検討の結果、プリンタは買ってしまってもいいと思ったが、スキャナはまだ買い時でないと思った。理由は、伝送系インタフェイスの速度がスキャナの送信速度のボトルネックになっているということ。つまりA4一枚を600dpiで読みとるときに約二分かかるが、その理由はスキャナ自体の遅さではなくて、USB1.1が一秒間に送ることのできるデータの量にある。つまりスキャナからPCにUSB1.1以上に速く送ることができれば、スキャニングの時間は短縮できるわけである。すでに普及モデルのスキャナでも600dpiは確保されているので、その画質を使わないのはもったいないと思う。しかしスキャニングに一枚二分かかるのであれば、600dpiでは使いたくない。これがUSB2.0であれば三十秒近くでできるらしい(たとえばキヤノンのD1250U2)。だったらUSB1.1接続の現行機を買いたくないのが人情であろう。

USB1.1に変わりうるインタフェイスといったら、USB2.0かIEEE1394(i-LINK)である。キヤノン、EPSONともに、この春のモデルから一部機種にUSB2.0あるいはIEEE1394接続のものが登場した。CD-RやDVD-ROMは約一年であっという間にUSB2.0やIEEE1394接続のものが増えたので、それを考えると、秋モデルではさらに多くのラインナップがUSB2.0やIEEE1394に対応するのではないかという読みが成立する。私のPCにもIEEE1394端子があるので、USBを使うよりはそちらを使った方が合理的に決まっている。

というわけでもう少し様子を見ることにした。

プリンタ→保留

特に買わない理由は見あたらないが、積極的に買わねばならない理由も見あたらない。なんとなくスキャナと一緒に買いたいと思っているだけ。

空気清浄機

これが目下の最大の懸案。なにしろはじめて関わる分野なので、とりあえずカタログをかき集め、口コミ情報をかき集め、から始めなければならない。しかも技術の進歩のスピードがいまいち読み切れないところがつらいし、価格帯もえらく広くて二千円ちょいから六万円弱まで。なにも知らないので、この分野でのリーディングメーカーがどこなのか(たとえばインクジェットプリンタならキヤノンとEPSONだろう)わからないので、とりあえずの「標準」も見当がつかない。こうなると全部並べて機能比較をし、どれに何が欠けて、どれの何が優れているかを考え、さらに標準に近い場所も見当をつけなければならない。大仕事である。

であるにもかかわらず、空気清浄機に対する必要と物欲は高まる一方で、速いところ何とかしないと我慢できずに目先のものを買ってしまいそう。

カタログを読んだ限りを整理してみると、全体のグループとして大きくて広い部屋用で高機能で値段の高いものと、小さくて狭い部屋用で低機能でやすいものに分かれる。これはどんなものでも同じことだ。単純に考えれば小さいものを買えばよいのだが、小さいといってもミニコンポ並みの大きさはあって、それだったら、それなりの機能も求めたくなるというもの。現在シャープのプラズマクラスターイオン搭載 空気清浄機 FU-M21CXが検討の範囲内。

フロントランナー・川口順子 – asahi.com : Be on Saturday

フロントランナー・川口順子 – asahi.com : Be on Saturday

川口外相がまともで、かなり出来る人らしいのがよくわかる。