ひさしぶり.篝火映ゆる丘の上

もはや早慶戦があろうとなかろうと五時半おきる.慶應歌集,スキットルなど優勝祝賀会のための持ち物を怠りなくチェック.雨が降っているが天気予報によると午後には晴れる見込みとのことだ.

七時三田.アラビア語.八時半地下.しかし気もそぞろで勉強にならない.裏もしきりに気にしている.十時,試合開催決定.

十二時,Yくんと赤羽橋のマグリブ料理「シロッコ」.青と白を基調とした地中海のかわいらしいたたずまい.サラダ風の冷たいクスクスが面白い.イスラーム圏でもここまでくるとさすがに中央アジア臭さがぬけてスッキリとした味わいが強くなるのか.怪しげな日本語混じりの英語を話す店主は流暢なフランス語を話す.

十三時戻って試合が始まる.地下でもプロジェクタを使って速報.十五時過ぎ勝利が決定的に.さらに気がちって慶應歌集を眺めたりプリントを作ったり.土曜券を買っていなかったのが惜しまれてならない.祝賀会の準備のため地下も18時に閉めるのでそのアナウンス.

18時地下閉室.万端の準備をして神宮からの提灯行列を待つ.しかし待てど暮らせど何の音も聞こえてこない.赤羽橋をすぎたという声を聞いたのが十九時三十分すぎであった.地上に出てみると確かに應援歌が聞こえる.幻の門まで出迎えに出てみると後輩であるT銀行のYさんにあう.熱烈な塾員である.感動した.そして祝賀会.三田山上ステージには明々と篝火が燃え歌声が響く.まさに「讃歌」の世界であった.ボスをはじめ,ITCの大ボス,Y教授,中等部のO先生,H先生や中等部同級生で今年就職したという彼(お名前失念失礼),言文研事務のMさんなどなどたくさんの知人にあう.ボスのO氏にもビールをおごって頂く.社中のうれしさである.「丘の上」「讃歌」まで歌って二十二時三十分ころお開き.その後H/O/N/Mさん,そしてY教授という不思議メンツでめんにんぐ.

二十四時帰宅.おそくなったがとっとと寝る.

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