カテゴリー: 読了
テリー・グッドカインド(佐田千織訳)『魔都の聖戦』(「真実の剣」第3部.全4巻)
テリー・グッドカインド(佐田千織訳)『魔石の伝説』(「真実の剣」第2部.全7巻)
テリー・グッドカインド(佐田千織訳)『魔道士の掟』(「真実の剣」第1部.全5巻)
佐藤和夫『仕事のくだらなさとの戦い』
熊田一雄『“男らしさ”という病?―ポップ・カルチャーの新・男性学』
割とまじめな男性学本.ポップカルチャーに将来可能なより望ましいオルタナティヴとしての男性性(=抑圧されてきたかもしれない女性の中の男性性)を見極めようとする.その実例としてマンガ,アニメ,そして新宗教を論じる.出口王仁三郎に関する論考は秀逸.また日本のジェンダー研究が,先進国の中でも特に日本に強い特徴的な女性差別との戦いに投入され,男性史・男性学が未発達であるという指摘も重要である.特に「宗教と男性ないし男性性」の研究は決定的に不足している.私の専門分野とするイラン立憲革命期についていっても,ここ10年,イスラームと女性という切り口からの議論は一挙に進展したが,時期を限らずイスラームと男性という研究は非常に少ない.
秋月こお『センシティブな暴君の愛し方』(富士見二丁目交響楽団シリーズ)
佐藤芳彦『通勤電車テクノロジー―電車の基本技術とその歩み』
斉田直世『本カノになる!「意識させて、誘わせて、告白させる」恋愛の裏ワザ』
繁田信一『殴り合う貴族たち―平安朝裏源氏物語』
栗本薫『湖畔のマリニア』(グイン・サーガ104)
メーラーだえもん『メーラーだえもんさんへの手紙』
安里進, 田名真之, 西里喜行, 高良倉吉, 豊見山和行, 真栄平房昭『沖縄県の歴史』
原口泉, 日隈正守, 皆村武一, 永山修一, 松尾千歳『鹿児島県の歴史』
鈴木均編著『ハンドブック・現代アフガニスタン』
雨後の竹の子のようにアフガニスタン関連本が出ているが,本書はもっとも信頼できる現代アフガニスタンに関する概説.憲法の日本語訳は他書では手に入らない.
網野善彦『蒙古襲来』(日本の歴史10)
私が読んだのは,網野善彦『蒙古襲来』(日本の歴史10), 1974.であるが,現在は図書館で読むことができるのみ.左にあげたのが現在もっとも手に入れやすい小学館文庫での再々版である.