Bugs about Print Preview of Mozilla

Mozillaを使う人はあまり印刷などしないのかもしれないが、やっとこさ実装されたプリント・プレビューにはまだまだ問題がある。備忘録。

Bug 126719 – CTRL+R reloads page in the print preview window

Print Previewの画面でリロードしようとしてCTRL+Rをすると、Print Previewのツールバーを表示したまま、普通のブラウザモードに移行してしまい、にっちもさっちもいかなくなるというBug。ターゲットは future。プレビューでリロードするやつなんていない、という議論もあるが、たとえばプレビューをみて印刷時に不具合があることがわかったとする。そ の時Mozillaをプレビューモードのままにして、CSSを修正し、Mozillaに戻ってリロードという行動は充分に予測できる。

Bug 129025 – Print Preview: Need UI to select Zoom Level of display

Mozilla のPrint Previewでの拡大・縮小は、IEのプレビューでのそれと違って、ブラウザモードと同様、レンダリングのフォントサイズを変えるというものだ。いま A4で1行50文字の文書がプレビューで表示されているとしよう。この時、IEでは拡大率200%にすると、ページ内でのレイアウトは何ら変えることなく 1行50文字のまま、文字は200%拡大された状態で表示される。言い換えると紙の横幅が100%の時にくらべて2倍になって表示される。きわめて当たり 前だと思うだろうが、Mozillaでは違う。Mozillaでは、200%にすると、レイアウトが変更されて1行が25文字になる。つまりIEのブラウ ザ画面での「文字の大きさ」で「大」とか「中」とかを変更したのと同じ効果になる。ユーザーはPrint Previewでの拡大・縮小は、ディスプレイ上でより大きく見たいとおもって使うはずで、印刷される文書のフォントを大きくしたいわけではないだろう。 fixされるべきだ。ターゲットはfuture。

Bug 126725 – Personal Toolbar appears when exiting Print Preview

プレビューを表示して、ブラウザモードに戻ると、パーソナルツールバーを表示しない設定にしていても出現してしまうというBug。Trunkではかなり前にfixされたが、1.0-Branchには入れてくれない模様。いかがなものかとおもうが。

Sidebar tab for National Geographic on Mozilla続々報

以前にNational Geographicのサイドバータブのページが全くメンテナンスされていないことに言及した。Netscape 7のリリース以降に修正され、きちんと見ることが出来るようになったようだ。件のページはPhoto of the Dayという毎日日替わりで動物や、世界各地の写真が掲載されるページで、サイドバーのURIはhttp://www.nationalgeographic.com/pod.html。Mozilla、Netscape7でのサイドバーはhttp://channel.netscape.com/sidebar/sbd/s09subcat1.tmpl?cp=msdiparts#artsからインストールすることができる。

ファンサッブ

Fansubbing

異文化コミュニケーションの原点でしょうか。。英語論としてもおもしろいです。

アニメの国、日本。……今や世界のいろいろな地域にアニメファンがいるが、すべてのアニメがその人々の望む言語で手に入るわけじゃない。すべての映画に日本語字幕版があるわけじゃないのとおんなじだ。アニメは海外アニオタにとっては「神の言語」ともいうべき日本語がオリジナルなのだ。(この記事をすらすら読めるみなさんは、神だ……)

妖精現実 フェアリアル

ということで、日本でリリースされても必ずしも字幕版になったりするとは限らないアニメを、自分たちで訳してしまえ、という人たちがいるようです。で、その人たちをファンサッブFanによるSubtitling通称Fansubというようです。その精力的な活動はすさまじいものらしいですが、訳そのものにはいくつか問題も。「神の言葉」を操れる我々はなにができるか、というお話です。しかし、これ。イスラーム的というかなんというか。ジズヤでもいただけるんでしょうか。

xyzzyなWEB

一時期(一年半前くらい)、熱を上げてLispを書きまくったxyzzyですが、知らない間にWeb上の情報がえらく増えていてご満悦。というわけで二つほど。

Xyzzy link page +

字が異様に小さいけれど、ものすごくよく集めてあって、xyzzyのポータルというべきもの。ちゃんと解題付き。

Tips/xyzzy

emacsとかにさわったことがないと、なにがどうなってるのかわけのわからないキーバインド。これがあれば初めての人にもおすすめできます。

namazuまわり

ここ数日namazu.cgiがInternal Server Errorを返すのでなにがおこったのかとおもって、一日費やしていろいろやってみました。あげくの果てにわかったことが、いつの間にか環境が更新されていて、$HOME/cgi-bin/以下しかcgiが使えなくなったらしいということです。結局いろんなもんのパスを書き直さなければなりませんでした。管理者としてはこれほど重要な事柄はきちんとインフォメーションして欲しいと思います。ftpでもsiteコマンドが使えなくなっていました。たとえばFFFTPからパーミッションの変更ができなくなるということです。とにかくなんのアナウンスもなくこういうことを行われると自分のミスかと思って焦るので、mita.cc.keio.ac.jpの管理者には猛省を促したいと思います。

さて、その付随物といってはなんですが。以前に日記でnamazuとUnicodeについて言及しました。とっととUnicodeに対応しろ、というやつです。しかし、そもそも解析の際、namazuはnkfを通じて、検索対象の文字列を得ていたわけです。したがって、Unicodeの文書に対応できないという問題は、namazuの問題ではなく、nkfの問題だったわけです。このほどめでたくnkf 2.0.1においてnkfはUTF-8に対応しました。

学校のサーバのnkfは古いので、とりあえず自分の領域にnkfをインストールしてみました。これでUTF-8で書かれた日本語の文章に関しても、namazuから検索ができるようになりました。とりあえず問題は解決です。あとはUTF-8でエンコードされた多言語混在の文書をどう扱うかです。これはnamazuの問題なわけで今後に期待です。もっともアラビア語やペルシア語まではもとめませんが。

PC故障

PC故障

先日ベッドの上でコンピュータを起動させたまま、いつの間にか寝てしまった。起きてからそのことに気づいた。電源は落ちていたのだが、やたらと熱くなっている。自動的に電源が落ちるとしてもサスペンドのはずなので、復帰を試みる。しかし、うんともすんとも言わない。しかたなく、電源スイッチをいじる。それでもうんともすんとも言わない。

事ここにいたって、どうもまずい状況であるらしいことに気づく。改めて見てみれば、本体下面のファンの排気口の他、両サイドの排気口も布団カバーの布でふさがっている。こうなれば熱が貯まるのは理の当然である。熱暴走どころか、マザーボードでのショートとか、やばい可能性をいくつも気づく。何度やっても電源は全く入らなかった。バッテリの放電などを試みても全くの無駄。

致し方なく修理に出した。SONYの場合、おおむね一週間で戻ってくるそうである。その後の連絡によると予想通りマザーボード回路の破損が原因だったそうである。まるまるの交換ではなく、補修で何とかなるそうで、わずかに安心した。翌日学校で貸出ノートPCを借りてきて、いつも使っているアプリケーションなどを導入した。これが意外と時間がかかるもので、日々作ってきた環境というものの大切さを痛感した。

PCなしで

その貸出PCでなんとかしのいでいたが、修理に出していたPCが戻ってくる4日前に返却期限が来てしまった。もう一度借りようかともおもったが、面倒くさいので、4日間をPCなしで過ごすことにした。このときが、ちょうど台風7号が来たときに重なった。

最近はニュースはWebで読んでばかりいる。新聞は速報性に劣るし、高いし、ゴミがたまるのでとるのをやめた。テレビのニュースは簡単すぎておもしろくないし、同じ映像が何回も映っていらだつので見ない。そのような状況でPCがなくなったので、致し方なしにテレビを見たのだが、同じセリフを何度も聞かされて実に不快だった。読みたい記事を選択して読むことが出来るということがなんとありがたいことと思ったことか。

Bug 126725 – Personal Toolbar appears when exiting Print Preview

以前指摘したバグだが、Bug 126725 – Personal Toolbar appears when exiting Print Preview。print previewを表示すると、そのあと表示設定で非表示にしていてもpersonal toolbarが必ず出現するというもの。おもったより早くfixされた。

bugzillaをまだきちんと検索していないのだが、最近のNightlyではInternational Herald Tribuneの記事を見ようとすると落ちまくる。明らかにDOM関連なのだが……。

また関連して、Mozilla1.0以降、これらのサイトをオンラインで見て、それを表示したままサスペンドし、しかるのちにオフライン状態で復帰した場合、MozillaのCPU使用率が100%になる。この現象はなんなのだろうか……。あるいは自分の無線LAN関連の環境問題かもしれない。

Sidebar tab for National Geographic on Mozilla続報

前回の件につきNational Geographicから返答のメールをもらった(12日)。

We are not currently testing the site with Netscape 6, but will certainly review the rendering of http://www.nationalgeographic.com/pod.html once it is within our standards.

以上のような返答を得た。21日現在でまだ訂正されていないようだが、前向きな内容が非常にうれしい。

Mozilla 1.0 was released

Mozilla 1.0がreleaseされた。based on 1.0 tree Netscape 7が登場すれば、おそらくIEにしか対応していないさまざまなWebサイトがMozillaにも対応するW3C標準準拠のページを用意するであろう。詳細はmozilla.orgあるいはもじら組を参照。またもじら組にある日本語化パックとpiroさんのContextmenu Extensionsは導入の価値がある。

Sidebar tab for National Geographic on Mozilla

ナショナル・ジオグラフィックのサイドバーを導入しているのだが、きちんと表示されない。あるべきはずのイメージが存在しないため代替テキストが表示されてしまう。URIはhttp://www.nationalgeographic.com/pod.htmlである。これは不手際なので文句のメールをとりあえず送っておいた。私の英文が解釈されて、訂正されることを祈る。

関係ないがこのPhoto of the Dayはおもしろいので毎日のぞく価値あり。サイドバーはhttp://channel.netscape.com/sidebar/sbd/s09subcat1.tmpl?cp=msdiparts#arts からインストールすることができる。またPhoto of the DayのURIはhttp://lava.nationalgeographic.com/cgi-bin/pod/PhotoOfTheDay.cgiである。

オンラインソフト

オンラインソフト

五月中に私の愛用するオンラインソフトウェアのうち、もう二度と更新はないのではないかと思っていたものが二つほど更新された。実にうれしい。ついでMozillaも数日中に1.0が出そうな雰囲気。

NCW

和歌隆志さんによる「隠れるクイックディスクアクセスツールバー」である(Takashi Waka’s WebPage)。2001年8月に最後のβ版が出てから何もなかったが、一週間ほど前にのぞいてみたら、なんとメジャーバージョンアップされた2.00RC3が出ていた。

このソフトウェアは、いわゆる「ランチャ」であるが、隠れるところがミソである。私はデスクトップにアイコンをべたべた置くのが 嫌いであるが、同時に[スタート]からやたらと深い階層をたどるのも嫌いである。このソフトウェアを導入すると、画面の端っこにマウスカーソルを持ってい けば、登録しておいたプログラムやフォルダのアイコンがどばっと出て、任意のものをクリックすればよいわけで、非常に便利。フォルダのアイコンもカスタマ イズして変えてやればもっと便利になる。

ただのデスクトップ

画面下端にマウスをよせるとランチャが現れる

前版では、Windows2000起動直後では、設定によっては、タスクバーの下に隠れて出現するのを阻止できなかったが、今版では最初から上に出現する。正式版の公開を待ちたい。

Ziro

多言語を扱う人には必須のUnicodeエディタ(My Software Library)。 これも前年五月から音沙汰が無かったが、更新が再開されたようである。Unicodeが扱えるエディタは多いが、完全にUnicodeで書かれたエディタ はなかなかないし、またテキストエディタは軽快な動作がウリであるため、プロポーショナルフォントが表示できないものが多い。結果として、アラビア文字な どは表示できないので不便である。

Ziroはかなり軽快に動作するが、プロポーショナルフォントを扱うことができるし、右から左に書くアラビア文字と左から右に書く日本語を混在させ ても問題なく表示できる。タグの強調やオートインデントなどテキストエディタとしてとりあえず期待される機能はついているので多言語混在文書を書く人には 必須のアイテムであろう。

ただしWebで標準的なUTF-8Nでは保存できない。一度UTF-8で保存し、それをxyzzyなりで読み込んでからUTF-8Nで保存する必要がある。

三田キャンパス無線LAN実証試験-概略

ずいぶん以前に三田キャンパスに無線LANが導入されたことを報告した(【第311回】 三田キャンパス無線LAN(2001年10月23日)-知照雑記-Eskandariya)が、ここ一ヶ月あちらこちらで使ってみたのでその動作報告である。

使用方法

使用方法は無線LANの利用についてに掲載されているが概略を書く。

  • 図書館の一部を除く全キャンパスの屋内で使用できる。
  • 無線LAN部分はESS IDによるグループ化でリンクを確立する。
  • 実際のアクセスはSSHによって塾内LANにログインする必要がある。
  • 80port以外で立ち上がっている外部のWeb閲覧はProxyを通す必要がある

このうちSSHによるログイン(要はSSHトンネルを経由するということ)が、普通の「三田」の学生ユーザには難しいのではないかと思う。TeraTermはWindowsマシンからちょっとだけ用事があってリモートログインする必要がある人は誰だって持っているものであるが、そもそも普通の学生はUNIXなんて見たこともなければさわったこともないのである(明示的には)。Tera Term + TTSSHによる接続方法(日吉ITC)をよく読んでセットアップするのが無難。

使用場所

図書館で一般学生が無線LANを使用できるのは、地下1階南側10席、3階北、およびグループ学習室である。ただし地下の場合、まともに使えるのは中央のB1004とB1005だけだと思った方がよい。そのほかではぶちぶち切断される。中央吹き抜けの階段のすぐ脇にアクセスポイントが設置されていて、本棚で電波が遮られるためであろう。また、この場所は地下書庫の中でもっとも出入り口に地階個人閲覧席であるため授業時間中はほぼ満席である。あーあとおもってあきらめて三階に行くのが吉である。

地上部ではほぼまともに使えるし、他校舎では西校舎が若干電波が悪いことが多いのを除けば、おおむね良好なパフォーマンスが得られる。ただし、カフェテリアおよび生協食堂では私の試した限りほとんど役立たずである。だいたい電源もない。屋外では第一校舎前のテラスのようなところで電波が入る。しかしリンク効率は五十%以下しか出ない。さらにあのあたりはこれからの時期、信じられないくらい多くの蚊が発生するので、あそこでの使用はやめたほうがよい。

まだ全部の場所で試したわけではないので、はっきりしたことは言えないが、図書館、南、西、大学院で試したところ、場所によってかなりのパフォーマンスの違いがある。電波特性を考慮した上で使用前にアクセスポイントの場所を確認するのがポイントであろうと思われる。もちろん使用箇所からアクセスポイントが視認できる場所がもっとも良好なパフォーマンスを示す。

最近のMozilla

Bug 138496 – Back out linktoolbar (site nav bar) from 1.0 branch 🙁

1.0 BranchからNavigation Tool Barが消滅した。HTMLのlink要素(あるHTML文書と他のHTML文書の結びつきなどを定義する。たとえば第一章と第二章など)を読みとって表示するものだったが、バグが多すぎてMozilla 1.0までにすべてのfixは無理と考えられたらしい。私は非常に残念だがNightlyには実装されたままなので、それを使う。

Bug 55358 – Ordering of My Sidebar tabs not correct in first browser window

Sidebarのタブの順序が、何回カスタマイズしても入れ替わってしまうというもの。ずいぶん以前からあるbugで、私もAsahi.com, Weather Eye, Cnn.com, …と並んでいないと気持ち悪い口なので悩まされていた。相変わらず何の進展もない。ただユーザー側での自力解決は可能だ。なぜかというと不規則に並び変わってしまうわけではなく、プロファイルのあるディレクトリ(たとえばWindows 2000ならたぶんC:\Documtns and Settings\(username)\Application Data\Mozilla\profiles\(...)\にある)のpanels.rdfでの出現順序に従って並び替えられてしまうので、panels.rdfを編集してやればよい。とりあえずこれで解決するが、ずいぶん前からカスタマイズするUIがあるのに、機能しないというのは著しく馬鹿にした話ではある。

Bug 134111 – Mozilla crashes ("Unexpectedly Quit") when attempting to download any file

何の役に立つのかさっぱりわからないDownload Managerが実装されたが、動きが非常に不安定で、何かをダウンロードしようとすると勝手にDownload Managerが起動してクラッシュすることがある(【第354回】 最近のMozilla覚書(2002年05月03日)で言及済み)。これを回避するためにはprefs.jsに以下のように加えてDownload Managerの動きを抑制する。

user_pref("browser.downloadmanager.behavior", 1);

Bug

最近のNightlyで、Manage BookmarksからBookmarkを編集しようとすると、BookmarksとBookmarks Folders、Horizontal Lineが変な順番で出現していたのがいつのまにかfixされた。

Bug

HTML3.1のように<a name="foo"><a href="foo">で文書内リンクを設定していると変な場所に飛ぶというBugが時々思い出したかのようにreopenされる。いったいなんなんだろう。

Bug 133250 – &quot;Transferring data from…&quot; remains on status bar.

Transferring data from…がデータの転送が終わってもステータスバーに表示されるというもの。別に実害はないが、気持ちが悪くて待ってしまう。

なにかここにきて、かえってクリティカルなものが増えている気もするが、しかたないのかな。

xyzzyと英辞郎

xyzzyの辞書引きによる英辞郎の使用は実に軽いし、使いやすいので重宝している。Web上でちょっと意味を知りたいときはBabylonを使うのだが、語彙数や意味の多様さは圧倒的に英辞郎に軍配が上がる。

xyzzy+英辞郎の辞書引きモードはマウスをあてるだけで意味がポップアップする点がBabylonに勝っている(右図)。BabylonではShift+右クリックがデフォルトで、カスタマイズしても最低右クリックが必要である。ところがxyzzyの辞書引きはマウスポインタを当てるだけでよい。なんのアクションも必要がないのである。

しかしそれでも若干の欠点というのはある。英辞郎はおそらく外国人が和英として使用する可能性も考えていて、ほとんどの漢字についてそのあとに{}でくくって読み仮名が書いてあるのである。英辞郎の魅力は一つの意味に対し、かなりたくさんの日本語の同義語を詰め込んでいることだ。たとえばindexを調べると次のように出てくる。

index
{名}印、インデックス、見出し{みだし}、索引{さくいん}、指針{ししん}、指数{しすう}、指標{しひょう}、徴候{ちょうこう}、添字{そえじ},{自動}索引{さくいん}を付ける,{他動-1}索引{さくいん}を付ける、索引{さくいん}に載せる / 【用例・他動-1】 Publications are indexed by title. : 出版物はタイトルごとに索引が付けられている。,{他動-2}(価格{かかく}・利率{りりつ}・賃金{ちんぎん}を)指数化方式{しすう か ほうしき}にする / 【用例・他動-2】 If we had merely indexed the rates and allowances, the average family would be paying more in income tax. : もし私たちが利率や給与を単に指数方式にしていたならば、平均的な家族は所得税をもっと払っていたであろう。

印、インデックス、見出し……と多様である。しかし、ごらんになってわかると思うのだが、それぞれ読み仮名がついて一覧としての可読性がひどく損なわれてしまっている。

そういうわけなので英辞郎をxyzzyで使う向きには、英辞郎のデータをxyzzyの辞書データとしてコンパイルする前に、正規表現をつかって{}で囲まれた部分はすべて削除してしまうとよい。次のようになる。

index
{名}印、インデックス、見出し、索引、指針、指数、指標、徴候、添字,{自動}索引を付ける,{他動-1}索引を付ける、索引に載せる / 【用例・他動-1】 Publications are indexed by title. : 出版物はタイトルごとに索引が付けられている。,{他動-2}(価格・利率・賃金を)指数化方式にする / 【用例・他動-2】 If we had merely indexed the rates and allowances, the average family would be paying more in income tax. : もし私たちが利率や給与を単に指数方式にしていたならば、平均的な家族は所得税をもっと払っていたであろう。

ずっとデータ量も減るし、なにより表示がすっきりする。一般の日本人なら、索引や指数などが読めない人はいないだろう。

関連リンク

でたんやる気のないぺぇじ
xyzzy配布元(タイトルはたびたび変わります(笑))
Toy’s xyzzy memo – Dictionary
辞書導入のイントロダクション
英辞郎
英辞郎の公式頁
修行日記 in October, 2001
英辞郎辞書は現況においてそのままxyzzyの辞書データ形式にコンパイルすることができない。英辞郎-[A-Z].txtという形式のファイルだったのだが、EIJI46AF.TXTのようにまとまったからである。で、そのA-Zになおすやり方。
Online Dictionary Software by Babylon
Babylonのサイト。本体の他、辞書データにあたるglossaryが超大量に配布されている。

Mozilla 1.0 Release Candidate 1

Mozilla 1.0 Release Candidate 1がリリースされた。例のおばかでうざいバグ(Bug 125106 – Cannot install desktop icon and program folder properly on localized Windows、およびduplicated bugとしてBug 125958 – Installer creates invalid directories)は近日中に修正されそうな雰囲気だがこの版ではまだ残っている。とりあえず記念品。

最近のMozilla Nightly

1.0に向けてのツリークローズ以降、XULの仕様変更や、メニューUIの変更が行われ、かなり違ったものになっている。いまのところおおむねよい仕上がりであるが、気になる点もいくつか。その中でも私が特に問題だと思うバグを四つ。

Bug 135244 – alt+b does not open bookmarks menu。ショートカット関連は私には痛い。Alt+Bでブックマークが開かなくなってしまった。メニューを見れば「Bookmark」の[B]の部分に下線が入っていないのがわかるだろう。Alt+←やCtrl+Rと並んで、キーボードで操作する際にもっとも良く使うショートカットがAlt+Bなので早急にfixして欲しいところ。アタッチメントも出ているのでわりと早く解決されるだろう。

Bug 126725 – Personal Toolbar appears when exiting Print Preview。print previewを表示すると、そのあと表示設定で非表示にしていてもpersonal toolbarが必ず出現するというもの。ターゲットは1.2alphaとのこと。とほほ。

印刷関連でもう一つ。Bug 118563 – The new print properties dialog does not save papersize。 これは印刷の際、用紙設定などを一度A4などに変更しても次に印刷される際はデフォルトのLetterサイズに戻ってしまうというもの。アメリカ標準が露 骨に現れている。Bugzillaでもヨーロッパの人がぶちきれていた。印刷のたびに用紙設定を変更しなければならないのでは実質的に印刷では使い物にな らない。[Edit]-[Preferences]-[Debug]-[Use Native Print Dialog]にチェックを入れれば、この問題は解決するが、デフォルトからいちいちこのように変更しなければならないのは、好ましくない。ちなみにこち らのターゲットはfutureだそうで……。1.0までに直らないと嫌われるんでは?